杉元崇将のポジティブスイッチブログ

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ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

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【誰をバスに乗せるか? 松本復興相辞任を受けて】

こんにちは。今日も人生を楽しんでいる杉元です。
ディーキューブ2.JPG
<海外の商業施設外観>
さて松本復興相が菅総理に辞表を提出し受理され後任が平野復興相が即日決定されました。
巷のニュースや新聞では「あきれた」「酷い」「高飛車で上から目線」という感傷的な意見で溢れており
まさにその通りだと思います。
ここではその感傷的且つワイドショー的な見解からは一歩視点を変え、
組織・企業に置き換えた時のリスクや打ち手について述べたいと思います。
まずはここまでの発言の整理です。
◆「大臣がやってきたのに出迎えもないのか?」
⇒どうやらこんな中央集権的な視点を包括して見れば、一種見方を変えれば親分肌な方なのかもしれません。
◆「あれがこれが欲しいはダメだぞ。それが出来ないやつは助けないぞ」
⇒おそらく大目に見れば奮起や士気、自発性を上げたかった「メッセージ」という捉え方もできますが、
「リーダーとして今どんなメッセージを出すべきか」を繊細に設計するセンスが薄いのかもしれません。
僕はこの一連のニュースを見ていて2つの事を感じました。
◆「自分の立場、スタンスを意図的に設計する」
⇒松本前復興相には一定の「気負い」があったのだろうと思います。
ニュース等ではこの「気負い」が実は「強気」「失言」と解釈されていると感じました。
逆境時のリーダーがこの難しい難局に直面する時に最も難しいのがこの「スタンスの定義」だと思います。
我々もコンサルティングなどで他社に参画する時にこのスタンスをどう定義するかを常に迷います。
正直あまり「謙虚」すぎると組織や業績のインパクトは飛躍的にならない場合があります。
他方今回のような「気負い」が前面に出過ぎると、
組織や業績が一気に上がる場合もありますが、貝のように組織が反射的に受け入れない場合があります。
「どんなスタンスで」「どんな言葉をかけ」「しかもどんな表情で」までを事細かに設計する事は、
事業設計という戦略と同じくらい重要。そう考えます。
◆行き着く処「人間力」。今回は「誰をバスに乗せるか」でそもそも失敗
⇒ニュース等では松本元復興相の「失言」にフォーカスされていますが、国民はこの「失言」ではなく、
この失言を今のタイミングで発してしまう「人間力」の欠落に対し、この復興という国家施策を実施するリーダーとしては不適格と判断しているというのが僕の見解です。
今の政治で2つ課題が存在すると常に感じています。
一点は「決済権とや承認プロセスに改善が必要」。
物事を決める・人を選ぶという点で常に一貫性や細切れになるな。。と感じています。
思い切って欧米並みに首相の決済権を高め、物事の承認プロセスや意思決定の流れも簡素化するという「仕組み」で解決すべき
ニ点目が先述した「人間力の高いリーダー・政治家の不在」。
物事を見極める力、人を見抜く力、強く且つ正しい人間力を保持した人をバスに乗せ、そうでない人を思い切って役割を変えたりバスから降ろす決断など。
今回の松本元復興相辞任を上記のような視点で見て改めて
・ビジョナリ―カンパニー(ジェームスコリンズ著)の「バスに誰を乗せるか」の正しさ
・人間力の重要さ
を痛感すると同時に、
今回被災地より政府内で乱立していた復興関係部門を早く一元化して欲しいという要望に、
3・11に震災が起こってから4カ月もかかっている事。
企業で言えば、緊急事態の組織配置に4カ月も時間かけてたら倒産ですね。スピードも重要です。
では今日も素晴らしい人生の一ページを創りましょう!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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