杉元崇将のポジティブスイッチブログ

どんな挑戦も、どんな奇跡も、スイッチをONにして立ち向かう
ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【リゾナーレ!!=運営側から見て】

こんにちは!!。
42歳初日も人生をさらに高めて楽しみたいと決意新たな杉元です!!。
皆さん2009年も3/24が終了しました。
つまり1.5ヶ月が経過です。
順調ですか?。是非頑張ってゆきましょう!!
もりひさ.JPG
<友人から誕生日プレゼント。「森○ありがとう!!」
 靴!!。しかも男性!!。お洒落なプレゼント方法です!!>
さて本題の<リゾナーレ>について。
リゾナーレ2.JPG
<リゾナーレのサイン>
前回のブログで、
リゾナーレに行った際の<顧客側から見た視点>として
『コストパフォーマンスが高い』と感じたことをメインメッセージに、
そしてそう考える理由として、
『安い』と『楽しい』という2点をキーメッセージにお話しました。
<顧客側から見た視点>の結論としては、
『人気があるのが理解できる』
『また是非行きたいと思った』と言えると考えます。
では顧客にそう思ってもらうために
運営側はどういう施策を取ったのだろうか?という観点
つまり<運営側から見た視点>について予測を立てます。
あくまで僕の予測です。。)
結論としてポイントは2点と見ました。
それは、
※コンセプトの明確化(もっと言い切ると<顧客を絞り切る>)
※選択と集中(投資することとしないことをハッキリさせる)
の2点です。
まず<コンセプトの明確化>から。
前回のブログでも記載の通り、
リゾナーレのメインコンセプトは『ファミリーリゾート』。
つまりファミリーで楽しめるかどうかが顧客評価の損益分岐点です。
ではファミリーが楽しめるとは分解すると2つ。
※いわゆる<家族一体で楽しめる>=親と子が双方楽しい
※<親は親で楽しめ、子は子で楽しめる>
この2つの取り込み方が実に上手いと感じました。
例えば<スキー>や<スケート>。
決して大人だけで行くには物足りない程のスキー場や、
大人が滑るには小さいスケート場ですが、
『親と子がコミュニケーションを図る場』としての機会提供は最適でした。
例えば<ブックス&カフェ>
時には子供と離れてゆっくり読書でもしたい。。と考える大人は多いはず。
そんな中で目の前に<キッズアクティビティ>という子供を預けてしかも工作などを教えてくれる施設もあるので子も楽しい。
この辺の<コンセプトの明確化>が上手く、
よって明確な顧客の選別が出来ていると感じました。
訳ありな旅行には不向きですが、
コンセプトを明確に変化させたのでそれで良いのだと思います。
もくもく湯.JPG
<コンセプトを機軸に新設されたもくもく湯>
もくもく湯2.JPG
<洗い場>
もくもく湯4中湯.JPG
<中湯>
もくもく湯5露天.JPG
<露天>
次が<選択と集中>。
星野リゾートさんが入られる前はこの山岳地方に200室強の規模。
『でか過ぎる』と判断されたのではないでしょうか。
加えて上記の<コンセプト規定>に準じファミリーが楽しめる事に
選択と集中を実施したのでしょう。
15年前の訪問時と大幅な変更として以下が実施されていました。
※メインストリートの一階を全て
 <客室からファミリーを楽しませるテナント配置>へ集中投資
※ファミリーが楽しめる事に集中投資
 <スキーレンタル無料><送迎無料><期間限定スケート場開設>
 <温泉開設><ブックスカフェ開設>
などです。
またこれはあくまで予測ですが、
事業を黒字化させるためには、
事業ポートフォリオを組み直しあくまで<宿泊をポートフォリオの主軸>に配置。
よって婚礼主軸のポートフォリオを組む軽井沢のブレストンコートとは一線を画す。
つまり部屋数の多いリゾナーレにおいては、
「客室稼働率を引上げることが黒字化の最短距離」と定義。
そしてそれを支える第二の柱に婚礼を配置。
理由は軽井沢ほどマーケットポテンシャルがないと判断。
よって、
この先発ピッチャー=宿泊部門
抑えピッチャー=婚礼部門
で再生を成し得ることをミッションに据え、
それ以外のことには割り切って投資をしないという
ポートフォリオを組んでらっしゃるのでは?と想像しました。
事実、
この2事業以外に対しての投資は表面上あまり見出すことは出来ず、
僕は個人的に「明快な戦略」だと考えました。
zona2.JPG
<新設されたチャペル外観。素敵です>
zona1.JPG
<その日はブライダルフェアが開催中でした>
メインダイニング.JPG
<レストランウエディング会場>
音楽の森ホール.JPG
<音楽の森ホール>
中人数42名.JPG
<中人数規模の会場>
中人数.JPG
<そのウエイティングゾーン>
少人数.JPG
<少人数会場。全てにおいて魅せ方が上手い!!>
皆さんいかがですか?
あくまでこれは僕の推測ですので、正解かどうかは解りません。
ですがこんなことを考えさせてくれることまでを加味すると、
リゾナーレは本当にコストパフォーマンスが高い施設だと思いました。
また参考に2点。
<人員配置>
チェックイン時にゲストリレーションにいたスタッフが、
夜はレストランでサービスされておりそんなスタッフが数名いました。
小淵沢というエリアでの人員獲得における難易度と、
収益性を考えていくと当然の策と言え、
よく小型のホテルでも大型ホテルと同様、
明確に分担しすぎることがありますが、
この手のホテルが上手くいかなくなる要因は、
<過剰な設備投資額の償却>か<人件費コントロール>の2点しかありません。
前者はイニシャルコストとして<開業前が重要>。
後者がランニングコストとして<開業後が重要>。
既に開業しているリゾナーレにおいてこのいわゆる<ワークシェア>させていることは素晴しい運営だと感じました。
<無駄な投資はあえて維持する>
5月に開催される「花祭り」の写真や、
クリスマス時期に装飾されるディズニーランドのエレクトリカルパレードに匹敵するかのような「装飾」の写真を見ました。
『このホテル規模にこの投資は投資対効果は合わないのでは??』なんて
僕のような人は考えそうですが、
上手な施設は、直接的収益に直結しない投資つまり
<将来収益を生み出すための間接投資>という、
一種『無駄そうに見える投資』を絶対に削りません。
この、
「目に見えない収益に貢献する、
 目に見えないコストにおいては絶対に削るべきではない」という、
マーケティングにおける基本概念を
上手な施設は必ず踏襲しているし、
リゾナーレはその意味をよく知っているのだと思います。
<上手く行くべくして上手くいっている>。
そんなことを学ぶことの出来る信州の旅でした。
皆さんも是非こんな視点で日々を過ごすと、
人生を楽しめますよ!!。では!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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