杉元崇将のポジティブスイッチブログ

どんな挑戦も、どんな奇跡も、スイッチをONにして立ち向かう
ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【中国の国家策】

こんにちは!!
本日も人生を楽しんでいます杉元です。
写真.JPG
<皆さんこんにちは!!杉元です!!>
さて本日は先日新聞紙上に掲載されていた
「中国での主要産業合併策」についてピックアップします。
総論としては、
※今後中国の基幹産業と成り得る業種において、
 政府主導で(=つまり国策)企業合併を行う
各論としては、
※各分野の合併策で「各業種の世界順位を国家戦略的に引上げる」
※それに伴う「国際競争力を引上げる」
※発生する合併時の設備廃棄費用などに「補助金を支給する」
などとなります。
具体的には業種として<鉄鋼業界>と<自動車業界>が取り上げられており、
<鉄鋼分野>では、
経営統合を国家が主導し
現在世界第一位のアルセロール・ミタルに匹敵する事業規模の会社を誕生させる。
<自動車分野>では、
現在世界第一位のトヨタ自動車の約900万台や二位のGMの840万台に対し
現在中国一位の上海汽車集団でも単体で約170万台。規模が小さいと判断。
現在中国国内にある自動車大手を合併させ、
当面世界十位前後のアメリカクライスラーの
200万台に匹敵する企業体を4~5社誕生させる。
というものでした。
思い出すのは<ロシアが取った策と同じ>ということです。
ロシアで特に有名なのが天然ガスの「ガスプロム」。
国内に分散していたガス資源開発会社をプーチン元大統領が合併させ、
※世界第一位の天然ガス会社となった
※資源市場ではアメリカのエクソンモービルに次ぐ時価総額まで引上げた
※国際競争力や国際発言力を引上げる
策と同様です。
唯一違うのは「その後の経営における国の関与具合」つまり<資本の関与具合>。
※中国が政府主導で施策は打つが、資本は持たない(民間企業のままである)
※ロシアは実質全てを国有化(収益は全てロシアという国が取り込む)
となっています。
(ちなみにロシアのメドヴィージェフ現大統領が就任前までガスプロムの会長であった話はあまりにも有名)
これを見て感じるのは「社会主義国家と資本主義国家の大いなる違い」です。
現在アメリカではシティグループやAIGという銀行や保険会社に対しての資本注入に対してとても慎重です。
GMに対しての資本注入も同じです。
もしこれが中国やロシア企業で起こったこととするならば、
間違いなく早急な国有化や資本注入がなされたと判断できます。
資本主義な彼等に働く心理は、
※市場原理主義と
※税金投入によるリスクと回収プラン
であり、
社会主義国家の
<国際競争力を国が主導する>という考え方や、
<収益を国が取り込む>という観点に比べ、
資本主義国家(日本も含む)は、
一旦優先株という<緩い資本注入>や、
一旦資本注入した後に企業の収益回復加えてそれに伴う株価の上昇の際の獲得益という、
<投入した費用を回収した後は最終的に市場の中で自走せよ!!>
という資本主義国家の基本的概念が強く働きます。
良し悪しは別として、
「時には社会主義国家的な策も有効なのかもしれない」と
考えさせられる記事でした。
皆さんいかがですか?ではまた!!

Archive

Recent article

Book

杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

Page Top