杉元崇将のポジティブスイッチブログ

どんな挑戦も、どんな奇跡も、スイッチをONにして立ち向かう
ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【勉強になりました!!】

こんばんは!!
人生を楽しんでいます杉元です。
さて数週間前に機会に恵まれ、
武田薬品工業株式会社の長谷川社長の講演を聞くことが出来ました。
短い時間でしたが、
一兆円を越える国際企業の経営者の本質に触れることが出来、
大変な学びとなりましたので皆様にも共有します。
大きく6点です。
◆<医薬品業界の今>
※医療業界は現在80兆円(そのうちジェネリック市場が約10%)
※世界第1位はファイザーで武田は現在17位
 但しファイザーでも世界シェアは1ケタ
 (15位にイスラエルのジェネリック会社)
※日本の製薬会社は海外ベンチャーを買収傾向である
 (R&Dや補完部分を補う)
※特に米国市場では特許が切れると数ヶ月でシェアを落とす
 (ジェネリックに取って代わられる)
⇒<結論>
「今後ジェネリックが伸びる市場」
「収益性が高いビジネス」
「新薬を継続的に開発し続けるしか成長は無い」
◆<日本市場の今>
※日本は米国に比べ最大5年承認が遅い
※臨床機関が少ない
⇒<結論>
「よって世界に進出せざるを得ない」
「よって世界に進出することが勝ちに繋がる」
◆<現在の武田の事業方針と戦略>
※自前成長を指針としたグローバル化を進める
※本業への選択と集中
 ⇒特許に守られた医薬品業界にあえて集中する戦略
  医薬品外事業も特例を除き売却
※M&Aを推進する
 ⇒対等合併は無い
  パイプラインの強化に繋がる
  武田のプレゼンスが総体的に弱い地域(欧州など)の基盤強化
  人的シナジー効果が計れる
  買収後に大きなリストラの必要が無い(武田に無い人財を保有している)
※M&A/子会社化/ジョイントベンチャーなどの戦略を駆使する
 ⇒M&Aは時間を買う感覚
※現在の低分子医薬品比率87%を
 2015年には低分子医薬品60%、抗体医薬品比率20%へシフト
 ⇒ポートフォリオの変更
◆<2015年2兆円計画>
※パイプラインの強化
※各地域でのオペレーションマネジメント+日本統治の実施
※人材強化
 ⇒グローバルマインドの社員教育
  優秀な人材の採用
  マネジメントシステムの確立、企業風土の更なる醸成
  人事のスピード化(昇格&異動&降格&退任全て)
※タケダイズム
 ⇒公正・正直・不屈の徹底
※ロジカルに考える
◆<グローバル企業になる為に必要な4つのP>
※Philosophy(哲学)/People(人)/Process/Product(商品力)
◆<世界の中での日本経営の強み>
一般的に「国の強さ」は、
「軍事力」「経済力」「政治力」「文化力」の4つだと武田は考えている。
その中で日本は「経済力」が長けていることは言うまでもない。
加えて日本は、
「文化力」という忠誠心(ロイヤリティ)やチームワーク力や
高い倫理観や自己犠牲の精神や経営者が現場に近いなどが強い。
(ちなみに海外の経営者などは、
日本の経営者のように現場や工場に足を運ぶことなどまずない)
大枠は以上です。
およそ一時間のお話でしたが、
要約すると上記のようなお話でした。
最後に長谷川社長は、
※社員にタケダイズムを強く伝えている
※上司はロジカルに考え、議論し、結論を出すべきである
※経営者はタフで不屈であるべきである
なども付け加えられていました。
長文にて失礼しましたが、
武田薬品工業株式会社がより好きになりました。
少しでも皆様の参考になれば最高です。では!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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