杉元崇将のポジティブスイッチブログ

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ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【ファイナンスとアカウンティング】

こんにちは!!
本日も人生を楽しんでいます杉元です。
皆さん本日も元気ですか?
国債.JPG
<国債金利も徐々に上昇??>
さて今日はPBRについて。
PBRとは純資産倍率と翻訳されますが、
簡単に言うと「その企業が解散した時の価値(=会社をたたむ費用)と現在の時価の比較」となります。
最近は随分値が戻ってきていますが、つい最近までPBRが1倍を切る企業が続出していました。
1倍を切るということは、
「このまま企業を継続するよりも今会社を解散した方が投資家の視点でいくと得」と言い換えれます。
日経新聞等ではこのPBRに加え株価収益率(=PER)という指標も閲覧できるようになっており(PER=一株が稼ぎ出す収益)、株価に直接的な影響を与えます。
現在の日本ではこのPBRが総体的に低く(=つまり企業価値が低い)、
政策や戦略を実施したうえの実績としてこのPBRやPERの上昇が必要であるとよくアナリストコメントが出ています。
また米国で少し不可解な評価方法が認められており、
日本も徐々に国際会計基準へ移行することが予測される中でいくと、
面白いというか変わった方法ですので皆さんにシェアします。
今回アメリカのシティやゴールドマン等の1~3月期決算において「黒字化」が報告され、米国のダウも挽回の兆しを見せていますが、
特にシティグループの決算の「負債評価益」という特殊利益の計上で黒字になっていることが確認されます。
一般的に最近は「保有資産」を簿価ではなく時価にて計上。
つまり「買った時の値段」ではなく「現在の価値」に置き換えて計上する。
資産に関しては理解できます。
「負債評価益」ポイントは負債についても<簿価>ではなく<時価>なこと。
企業は銀行から借り受けた債務や社債を返済義務のある負債としてバランスシートに計上しますが、その社債などの市場価値が下落した際、
「発行企業のその分の負債も減った」と見なし、
減った分を「利益」としてバランスシートに計上する。
しかし一般的に社債価格の下落=企業価値の下落となるためデメリットが多くなるわけですが、
バランスシート上では社債の下落差額が利益と見なされるという大変奇妙な現象となる。
そのように<利益>が発生しても社債の償還時期には簿価に該当する満額の金額を返済する義務があるためキャッシュフローとバランスシートに大きな差が発生し、注意が必要となるわけです。
現在日本では認められていませんが、
これが適用できれば日本の銀行各社の決算処理は随分違うでしょう。
ファイナンスは<事実>。比べてアカウンティングは<見解>。
まさに捉え方という<見解>が顕著です。
皆さんいかがですか?
では本日も素晴しい人生の一ページをお過ごしください。では!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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