杉元崇将のポジティブスイッチブログ

どんな挑戦も、どんな奇跡も、スイッチをONにして立ち向かう
ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【経営にサプライズはいらない。】

こんにちは!!
本日も人生を楽しんでいます杉元です。
清水.JPG
<清○おめでとう!!>
弊社東京メンバーの清○が先月結婚しました。
ビジネスウーマンとしても日々成長してくれています。
前向きで夢に溢れるファミリー(=ポジティブドリームファミリー)を
築いて欲しいと考えています。
おめでとう!!。
さて。
先日建材機械で世界大手のコマツの板根会長の講演を聴く機会に恵まれました。
http://www.komatsu.co.jp/
2,000年に業績不振の中着任された社長時代から、
現在の会長という役割の中で、
※どんな人格をお持ちの方なのか?
※どんな施策を打ったのか?
などの興味を持ちながら講演に臨みました。
今日は皆さんにその内容をレポートします。
■講演題目・・「コマツのダントツ経営」
●好きな言葉 <知行合一>
 ⇒知識と行動が合わさって一つである
 ⇒有言実行
 ⇒誠の心(字のごとく「言うを成す」
●入社当時 <アメリカから学んだ>
 ⇒1,960年代当時の建材機械市場は、アメリカのキャタピラー社の独壇場
 ⇒とにかく購入してはバラバラにして「アメリカ企業に学んだ」
 ⇒今はアジア企業が日本商品をバラバラにして「学んでいる」
  のんびりしていると日本企業は立ち行かなくなる⇒もっと危機感持て!!
●人口推移と市場予測<コマツのビジネスは世界人口に比例する>
 1900年の世界人口 16億人 人口が増えた国(現在の先進国)
 2005年の世界人口 65億人    同   (アジアとBRICS)
 2050年の世界人口 90億人 人口が増える予測(今後はインドとアフリカがビジネスチャンス)
 今までは世界の15%の人口(つまり先進国)が、世界の85%の売上を創って来た。
 もう日米欧には投資機会はない。
 今後はアジア(コマツのいうアジアはロシアやトルコまで)である。
●コマツの認識
以下の3点を重視。
1)日米欧の終焉とアジアへの軸足⇒上記同
2)資源・エネルギー・食料と水・地球環境をキーワードにした商品開発
3)ダントツ商品の開発
 ⇒環境・安全・ITのみを重視。これ以外は負けても良い。しかしこれだけは絶対負けるな!!
●コマツの構造改革(コマツの強みを再確認)
1)連携が強い
 ⇒技術がクロスファンクションすればするほど強い
 ⇒つまり複合技術
 ⇒サプライヤーとの強い連携
2)継続的なきめ細やかさ
 ⇒日本人の勤勉さや粘り強さは商品である
 ⇒データ収集と分析力は商品である
 ⇒PDCAサイクルの堅持体制は商品である
●社長着任時の4つの決め事(背景=2,001年着任前年に初めて赤字)
1)経営の見える化
 ⇒資料の造り方やトップの説明で、<全員が課題が丸見えになる状態>を作った
2)成長とコストを分離
 ⇒成長分野には投資。
  またファクトとして当時キャタピラーと損益分岐点と最終利益に6%が存在。この6%を見える化し現在はキャタピラー逆転
  コストは徹底削減
3)強みは磨き、弱みは克服
4)大手術は一回だけ
 人間の体でも大手術を何回もしては体が持たない。組織も同じ。
 リストラは一回限りとした
●日本らしいグローバル経営
日本企業らしさを維持する為には、グローバルでも日本に本社を維持すべき。
無国籍グローバル企業は絶対勝てない
⇒その位<国>というアイデンティティは強い
●コマツの考える企業価値最大化
<継続的改善活動>×<組織の活力向上>=コマツの企業価値
これには、
<固有技術の継承>と<人材教育>と<改善手法を磨く>を繰り返す。
そのベースとなるのは、<コマツウエイ>と言われる企業理念。
●板根会長が社長時代に心掛けた4つの視点
1)現場から離れない
 ⇒モノづくりにトップが現場から離れたら終わり
2)方針展開
 ⇒トップダウンが必須
 ⇒継続的な改善にはミドルマネジメントの力量が勝負を決する
3)パートナー連携
 ⇒密な情報交換
4)人材育成
 ⇒2点心掛けた。
  ※必ずチャンスを与える
  ※後継者育成が社長の仕事の半分以上
   (色々な人に色々やらせてゆく⇒人は簡単に見抜けない)
こんな内容がトピックスでした。
また講演の最後に、
「経営にサプライズなんていらないと」という言葉が心に残りました。
比較する事象としてIT会社のメディア買収策などを挙げ、
コマツの為に私欲を捨てて真剣に取り組む姿勢と、
心からコマツウエイを信じる視線を聴衆に送りながら出た一言だけに、
愚直にモノづくりに直視する経営者の本質や覚悟を感じました。
武田薬品工業の長谷川社長の講演をお聴きした時も感じたのですが、
http://www.takeda.co.jp/about-takeda/message/article_88.html
言葉を選ばず申し上げると、
「サラリーマン社長にでもそこまで仕立て上げる大企業のもの凄さ」を強烈なインパクトとして感じました。
また素晴しい会社には、
※素晴しい人格者と
※素晴しい企業理念が
例外なく存在することも改めて感じた次第です。
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/csr/kway/
http://www.takeda.co.jp/about-takeda/corporate-philosophy/article_61.html
今後もこのようなナレッジや、
僕自身のMBA奮闘についてもブログさせて頂きます。
では本日も素晴しい人生の一ページをお送り下さい!!では!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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