杉元崇将のポジティブスイッチブログ

どんな挑戦も、どんな奇跡も、スイッチをONにして立ち向かう
ポジティブドリームパーソンズ代表杉元のポジティブスイッチブログ

POSITIVE SWITCH BLOG X TAKAMASA SUGIMOTO

【JAL再生第2ステージへ!!】

こんにちは!!
今日も人生を楽しんでいます杉元です!!。
昨日から11月ですね。つまり2009年も2ヵ月でありあと60日とも言い換えれます。
皆さん年始に立てた目標は成果物として確保できそうですか?
まだ60日もあります。Be Positive!!。前を向いて進みましょう!!。
さて先週からJALの再生が新局面に入ってきた記事を多く目にし始めました。
必至.jpg
<数日前の日経新聞>
以前本件はこのブログ内でも記述いたしましたが、
http://positiveswitch.seesaa.net/article/130395927.html
個人的には小泉前首相時代に事業再生機構で辣腕をふるわれた富山さんが、
JALの経営チームに入られて、
どんな具体的な経営戦略や打ち手を実施するのかを見てみたかったと言うのが本音です。
今回は今回鳩山首相のもとで創られた公的機関としての企業再生支援機構のハンドリングとなるようで、
「自分が当事者だったらどうするか?」を意識しながら進捗を見守りたいと思います。
現在JALの再生に当たって企業再生支援機構が重視しているポイントは以下の6点とされています。
1)資本の増強(約3000億円)
 ⇒つまりエクイティの強化
2)金融機関の債権放棄&債務の株式化(約2500億円)
 ⇒つまりデッドエクイティスワップ
3)税金投入における政府保証の有無
 ⇒つまり保障課題
4)年金・労組問題の解消
5)具体的なリストラ策
 ⇒人員削減、資産売却、不採算路線廃止のジャッジメント
6)実質債務超過&年内のキャッシュフロー(実質債務超過2700億円)
 ⇒つまりキャッシュフローの改善
現時点年末で運転資金が尽きることは各紙で報道されており、
加えて上記を見ると総論としては、
◆バランスシートの左側(つまり資産側)からは、
 「当面キャッシュを産み出す力は、今のJALにはない」と断定
◆よってバランスシートの右側(つまり負債と純資産側)に、
 「負債の極端な圧縮と純資産の極端な増強」
という所謂<過去JALに対処された施策とほぼ同じ方法>が順守されそうです。
おそらくこれは短期的な策でしかないと各紙は報じており、
個人的には以下の中期的な判断や策もセットで重要だろうと思います。
具体的には、
◆問題を先送りしてきた「労組年金負担を今後どうするのか?」
 ⇒アメリカのGMは一部の国家負担と労組との着地点を見出し解決した(痛みの共有)
◆「政治家や自治体との関与」をどうするか
 ⇒JALの場合半官半民の影響を未だに残しておりNOと言いにくい。
  (つまり採算度外視で路線開設を求める政治家や自治体との関与の仕方)
◆「ビジネスモデル」をどうするか
 ⇒ご存知のように、日本は世界で類を見ない着陸料や空港燃油税となっており、
 これを原資に今までは地方空港の開設に振り向けられてきた。
 また世界一給与が高いことで知られるJALのパイロットコストなど、
 過去に決めたビジネスモデルを今後どう選択と集中を実施し、
 「キャッシュを産み出す航空会社」となるのか
などが一時的な資金対策だけでなく継続企業になる為には必要だと感じます。
一方で先日このJALと同じ環境を境遇した企業(つまり国営から民営へ)としてJRと比較してみる機会があり、
「何故JALは今最悪で、一方何故JRは今最高益なのか」について話しました。
ちなみにJR民営化前は当時「3K」と言われていて、
<国鉄><米><国保>が日本の大きな国家負担となっていた課目で、
当時の中曽根首相が民営化に踏み切った経緯があります。
結論から言うとJR成功には3つの視点が重要だったのではないかと議論しました。
1)JRは民営化後即時リストラを断行した事が功を奏した
2)JRが駅開発やその運営に対し経営側が自由度を持っていることに比べ、
  JALは空港開発や運営にほぼ自由度がない
3)利便性やキャッシュを産み出す力として重視されるハブ&スポークス(大都市間の大型輸送+乗換便利な小型輸送)において、
  JRは「東京駅で乗り換え簡単」など各地でそんなハブとなれているが
  JALにおいては乗換不便で海外航空会社に比べてキャッシュポイントがない
などの議論を繰り返しました。
今後のJAL対策においての【具体策】や【経営戦略】を深く自分の勉強になるよう見てゆきたい。
そう考えています。
では今日も素晴らしい人生の1ページを創り上げましょう!!

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杉元 崇将(Sugimoto Takamasa)株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役

1967年2月13日生まれ、福岡県北九州市出身。
福岡大学商学部卒業、グロービス経営大学院修了(MBA)。1997年、レストランウェディングのプロデュースを中心とした「有限会社ポジティブ」起業。4年後、「株式会社ポジティブドリームパーソンズ(PDP)」へ組織・商号変更し、現職に至る。"感動創出企業"としてホテル、レストラン、ウェディングなど、幅広い事業を展開。2013年第13回 EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー セミファイナリスト選出。

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